ログイン
アカウント情報を入力してログインしてください。
ログインID
パスワード
2025.11.19
商品紹介
ネットショップ運営者やフリマアプリ出品者など、日々の発送コストを少しでも節約したいと考える方は多いでしょう。
宅配便の送料は個人・法人問わず負担になってしまいます。
しかし梱包の工夫次第で、配送コストを削減することが可能です。
本記事では主要宅配便サービス(ゆうパック・ヤマト運輸・佐川急便)の宅配料金の比較と、梱包の工夫で荷物のサイズを減らす具体的な方法をご紹介します。
日本で利用される主な宅配便サービスには、日本郵便のゆうパック、ヤマト運輸の宅急便、佐川急便の飛脚宅配便があります。
それぞれ荷物の大きさ(3辺合計)と重さによって料金が決まり、60サイズ(60cm以内)から140サイズ・160サイズといった区分で送料が設定されています。
ここでは運送サイズ(60サイズ~260サイズ)に焦点を当てて比較していきます。
料金は各社で異なりますが、概して小~中サイズの荷物はゆうパックが安く、大型荷物は佐川急便がお得という傾向があります。
例えば東京から関東圏内に80サイズの荷物を送る場合、ゆうパックは1,130円と最安で、ヤマト運輸は約1,230円、佐川急便は約1,220円です。
100サイズでも同様にゆうパックが最安となっています。
このようにサイズが一回り大きくなると、同じエリア宛でも送料が数百円単位で上がることが分かります。
長期的に考えると100円違うだけで年間何万円もの差が出る場合が有ります。
『どの地域に』『どのサイズの荷物が』『どれだけ出荷しているか』を把握し各社で値段を比較することが重要です。
※下記の表は個人で関東から関東へ送った場合の表です。法人契約の場合は金額が異なりますが概算として参考にしてみて下さい。

各社のサービス特徴も押さえておきましょう。
①ゆうパック・郵便局やコンビニ持ち込み発送でき、25kgまでの荷物に対応する個人利用しやすいサービスです。
②ヤマト運輸・コンビニや営業所での持ち込みや集荷依頼が可能で、クール宅急便などオプションも充実しています。
③佐川急便・営業所への持ち込みか集荷で利用でき、法人の大口契約では割安になるケースもあります。
なお各社とも持ち込みやアプリ利用による割引制度があるので、発送時にはそうした割引も活用すると良いでしょう。
荷物の送料はサイズ区分によって大きく変わるため、梱包サイズを小さくすることが送料節約に直結します。
80サイズが100サイズに上がるだけで送料は数百円増えるため、荷物をできる限り小さいサイズに収めることが重要です。
梱包を最適化して無駄な空間を減らせば、緩衝材(プチプチなど)も減らせるため資材コストも削減できます。
発送が多い場合、一件あたり数百円の削減でも積み重ねれば大きなコストダウンにつながります。
梱包サイズの適正化は送料だけでなく梱包資材費や保管スペースの節約にもなり、環境面にも貢献します。
梱包の工夫で荷物のサイズを小さくして送料を節約する具体的な方法を見ていきましょう。
①可変式ダンボールを活用する: 梱包物の高さに合わせて箱のサイズを調整できる「可変式ダンボール」は、荷物に応じて箱の高さを変えられる梱包資材です。
※以前のブログで可変式ダンボールのご紹介もしておりますので宜しければご覧ください。
弊社の可変式ダンボールにはあらかじめ罫線(折り目)が入っており、カッターで切り込みを入れて折るだけで箱の高さを調節できます。
箱の高さを無駄なく内容物に合わせられるため、余分な空間が生じず効率的です。
例えば高さ調整によって100サイズの箱を80サイズに収めることも可能です。箱の厚みを最小限に抑えれば緩衝材や送料の削減に繋がります。
可変式ダンボールの使用方法はカッターで下記写真のように切り込みを入れ、折り線に沿って折るだけで簡単にきれいに仕上げることができます。



取扱商品
| 商品名 | サイズ | 可変後の高さ | 宅配サイズ |
|---|---|---|---|
| C-特大 | /長さ680×幅480×高さ490mm | /約370mm | /170→160 |
| P-1 | /長さ520×幅390×高さ600mm | /約435mm | /160→140 |
| BL-6 | /長さ350×幅250×高さ230mm | /約140mm | /100→80 |
②箱の高さを調整する梱包テクニック: 可変式タイプの箱が手元にない場合でも、工夫次第で箱のサイズを小さくできます。
高さが余ってスカスカなダンボール箱は、上部の四隅にカッターで切り込みを入れ、不要な部分を折り込むことで中身の高さに合わせて低くします。
多少手間はかかりますが、箱を緩衝材で埋めるより送料節約に効果的です。
ただし仕上がりの面では、最初から折り線入りの箱には及びません。
頻繁に発送する場合は可変式ダンボールの導入を検討しましょう。
③内容物に合った箱を選ぶ: 商品サイズに対して過剰に大きな箱を使うと、その分余計な緩衝材が必要になり、荷姿も大きくなって送料が割高になります。
発送する商品の種類に応じて適切なサイズ・タイプの箱を選びましょう。
例えば薄い書籍や衣類はクッション封筒や宅急便コンパクトなどを使えば60サイズ以内に収められる場合があります。
洋服などのアパレル用品は適切な圧を掛けたり、クッションなどしわを気にしなくていい物は圧縮袋に入れる方法もあります。
この場合、開封することも考えて「カッター刃注意」と文言を書き加えたり、いらないダンボールの端材を封をする前に内容物の上へ重ねることでトラブルを回避できます。
またどうしても箱に余白ができる場合は、一回り小さい箱に変える方が効果的です。
梱包資材の専門家として、扱う商品に見合ったサイズのダンボールを複数用意しておくことをおすすめします。
弊社取り扱いのダンボールはこちらからご確認頂けます。
きっとお探しのサイズが見つかると思います。
配送コスト削減のポイントは無駄を減らすことです。宅配業者の選定も大切ですが、梱包を工夫して荷物のサイズダウンを図ることで、さらに送料節約が可能になります。
今回ご紹介した可変式ダンボールの活用や箱サイズ調整のテクニックを取り入れて、ぜひ日々の発送コストを見直してみてください。
梱包資材の選択次第でコストに差が出るため、発送業務の多い法人から個人の方まで参考になるはずです。
潮梱包株式会社では、可変式ダンボールをはじめ各種梱包資材を取り扱い、オーダーでオリジナルサイズの段ボール製作も可能です。
梱包、オーダーに関するご相談はお気軽にお問い合わせください。お悩みに寄り添った最適なご提案を致します。
店頭では段ボールを1枚から販売しており、サンプル品もご用意しています。
オンラインショップからのご購入も可能です。公式SNSでも梱包に役立つ情報を発信しておりますので、ぜひチェックしてみてください。